自然素材、無垢材への思い
今も緑多い国分寺ですが、私の幼少期のころには、さらにもっと多くの自然が残っていました。いつも木々や草花に囲まれ、遊びといえば雑木林のなかに秘密基地を作ったり、高い木に登り遠くの街を眺めたりしていました。そのように自然はいつも私のすぐそばにありました。
学校を卒業後、私はハウスメーカーに就職しました。そこに務めていた当初は、私にとって新建材で仕上がった家が当たり前であり、それが全てでした。
その後、この吉沢創建で仕事をするようになり、徐々に家に対する思いは変わっていきました。「人にとって家とは、人生の大半を過ごす大切な場所(空間)。それなのに、ただ製品を売るという感覚でこの仕事と向き合っていていいのだろうか?」そう思うようになりました。そして、もっと真摯にお客様と向き合うことで、お客様が家に求めているものは「快適で心地よく安心できる場所」ということ。そして、その家をつくる会社に求めているものは「アフターケアを含めて安心して永く付き合って行けること」との思いを感じ取ることができました。
私は、お客様のこの思いに応えさせていただけるよう「自然素材、無垢材を使った快適で心地よく安心できる家づくり」そして「住まわれる方と家とが共に良い年月を重ねていける家づくり」をしたいと強く思うようになっていきました。それは、幼少期の自然と触れ合って過ごした経験があったからなのだと思います。
父の創業した吉沢創建を引き継ぐにあたり、その思いはより強くなり、これを機に自然素材、無垢材中心の家づくりをさせていただくこととなりました。
今後も、私たちは「心地よく安心できる家づくり」をどこまでも追求し、努力、勉強してまいります。
- 有限会社 吉沢創建
- 代表取締役 吉澤 猛